現在では歴史を物語大和ミュージアム、陸上展示の潜水艦や基地、建造中の大型タンカーなどが見られる場所。

広島県呉市は、かつて日本を代表する軍港として栄え、多くの人々が集う街でした。

なじみの居酒屋に入り、席に座るとメニューを選ぶ前に”たちまち生とみそ“というワードから一席が始まり、

濃厚でコクのある味噌の香りに包まれた鶏皮“みそ”と、冷えたビールが疲れた体を癒し、心を満たしていた。

スタイルは変わりましたが、開店当初から変わらぬ風味と、何処かホッとする優しい味わいは、

時を超えて今も多くの方々に愛されています。

みそ煮を食べつつ、刺身(焼き鳥屋ながら泳ぎ物の魚があるのもおかしな話ですが)や焼き鳥を選ぶ呉のスタイル。

今現在でも最初のご注文でのみそ煮の注文率は高いのは、この地域独特の食文化です。

調理方法としては鶏皮を味噌で煮ていき、日々育てていく只々シンプルなお料理ですが、味わいは深い。

口に含むと、味噌と鶏皮の旨みが絡み合い、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる筈。

お店によって提供方法も複数あり、串タイプ、串無しコンニャク入りタイプ様々・・・

初期のみそ煮は串に刺し赤味噌で煮込んだタイプが主流でしたが、当店先代が串を打つ仕込みの手間を少なくし、食事の際に手を汚さず、量を増やし見た目を良くする事に着目し、白味噌を使いコンニャクと共に煮込んでお皿に盛るタイプに。

このスタイルの味噌煮は当店が発祥のお店です。私自身嘘だと思ってましたが、業者先代さんにも確認済みでコレホントでしたw

別のお話になりますが、

この地域独特の“焼き鳥屋に活魚水槽が有る”のも当社先代が始めた事がキッカケで、呉の“鳥屋独自“スタイルとして確立されました。

伝統の味を受け継ぎ、又、呉ならではの食文化遺産として皆様のお手元にお届けしたいとの強い思いを

地元企業のますやみそ様と鳥徳商店様のご協力で商品化させていただく事となりました。

“廣島 呉名物 鳥皮のみそ煮“を知って頂きたく、お店の思いと地元企業の心を込めて作り上げました。

御土産やお酒のお供に、又、アウトドアや晩御飯の一品にも相性バッチリ!

鳥八茶屋監修の“廣島 呉名物 みそ煮”は如何でしょうか?